準備していますか❓❓

準備していますか❓❓

皆さんこんにちは!

 

2月に入ろうとしてますが、まだまだ寒い日が続いてますね!インフルエンザが流行っていますので、体調管理には気をつけてお過ごしくださいね!

 

そして、年始早々、様々な災害が起こりましたね💦特に元旦の石川県を震源地とした地震は、大阪でも揺れて怖い思いをしました。地震が起きた時、皆さんは何をしていましたか?そして、南海トラフ地震が起こった際の準備などはしていますか?

実際被災地では、幸い震災対策をして避難できたものの、体調を崩し、災害関連死に繋がる事例があるそうです💦

例えば歯科に関連する事であれば、入れ歯を置いて避難してしまった。そして、満足に食事が取れない為に、心身共に尚疲弊してしまう💦💦

また、歯ブラシがない、水がない事で、十分に歯磨きができない事によるストレスはもちろん、誤嚥性肺炎のリスクが高まると考えられます。

誤嚥性肺炎とは、不衛生なお口の中に増えてしまった細菌などが、食道ではなく気管に入ってしまう(誤嚥する)ことにより、肺炎を発症することです。

誤嚥性肺炎は日本人の死因第6位となっており、実は死に繋がる恐ろしい病です。

そのリスクを防ぐ為にも、口腔ケアは大切になります。

被災時でなくとも、日常でも歯を磨けない場面があるかと思います。

 

今回はそんな時に役立つセルフケアについてご紹介します✍🏻

 

 

歯磨きと粘膜のケアについて

 

  1. 水(コップ半分ほど)を用意します。
  2. 二つのコップにわけ、片方のコップで歯ブラシを濡らし、その水で口の中を湿らせます。
  3. 歯磨きを繰り返しながら、こまめにもう片方のコップの水で歯ブラシを洗います。歯磨き粉がある場合は、泡の少ないものを少量使いましょう(歯磨きが終わった後に濯ぐために多めの水が必要なためです)。または、口腔内リンス剤(水歯磨き剤)があれば、それに少量浸して使いましょう。なお、嚥下障害の人では、水やリンス剤を誤嚥(気管や肺に入れてしまうこと)させないように気をつけてください。
  4. 最後に、残った水でうがいをします。嚥下障害などでうがいができない人の場合には、ティッシュや布(ガーゼ)などで拭いとります。
  5. できるだけ口の中の歯や粘膜を綺麗にするようにしてください。物品が不足している場合には、水に濡らしたティッシュペーパーやガーゼなどで拭くだけでも結構です。ただし、口の中が乾燥している場合には、強くこすると傷つきますので、やさしく拭くようにしましょう。

 

 

入れ歯(義歯)のお手入れ

 

  1. 入れ歯を口の中に入れたままにして置くと、入れ歯とあごの粘膜の間にバイ菌が増え炎症を起こすことがあります。痛みにもつながりますので、必ず外して洗うようにしましょう。そして、できれば夜間は外していましょう。
  2. 入れ歯専用のブラシか歯ブラシがあれば、歯磨き粉をつけずに、水で濡らした歯ブラシで磨いてください。
  3. 歯ブラシがない場合には、水で濡らしたガーゼやティッシュでぬぐってください。

 

また、日頃からの歯医者での定期検診やクリーニングが非常に大切で、歯ブラシは被災した際にも、そうでなくとも日常でも、患者様一人一人のお口の中の状態に合わせて処方致しますので、いつでも遠慮なくお尋ねくださいね🦷🪥