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小児の歯磨きケアについて
こんにちは、歯科衛生士の植木です!
暦の上では春とはいえ、まだまだお寒いですね。いかがお過ごしですか🙂
今回はお子様の毎日の歯磨きケアについて、書いていこうと思います
人は生まれて6ヶ月頃から歯が生えはじめますよね
前歯に2本だけ乳歯が生えてきたと思えば、どんどん順番に奥歯も生えはじめ、小学生に上がる頃には乳歯が永久歯に生え変わり、6歳臼歯と呼ばれる加生歯(先行する乳歯が存在しない歯)も生えてきます🦷
そこから12歳ごろになるとそのさらに奥に12歳臼歯と呼ばれる歯も生えてきます🦷
その頃までは出来るだけお子様の毎日の歯磨きを気にかけて見ていただきたいです😌
仕上げ磨きも大体この頃までは‥
ではどんな歯磨きをしたらよいのでしょうか❓
生後6ヶ月頃
下の前歯が2本生えてきます、この頃はお口の中を触れられる事に慣れされるために、ガーゼで拭ってあげてください。
又は、シリコンのやわらかい歯ブラシを口に加えるでも良いです
1歳頃
上の前歯も生えてき、下の前歯のさらに横にも歯が生えてきます。歯ブラシで磨き始めてください。
2歳頃
乳歯が全て生え揃います、奥歯までしっかり磨けるようお子様を膝の上に寝かせ、歯ブラシを持っていない方の手でお口の中を広げて磨いていただくことをオススメします
ほっぺたや唇が邪魔になり、磨けないことも多いからです
6歳頃
この頃から下の前歯から順に乳歯から永久歯へと生え変わると同時に、乳歯の奥に6歳臼歯が生えてきます
6歳臼歯は乳歯のように生え変わりません。生涯使っていかないといけない歯になりますので、虫歯にならないようケアをする必要があります!
特に上下の噛み合わせの部分は溝の奥まで歯ブラシの毛先を当て、細かく動かして磨いてください
歯磨き粉は発泡タイプで、味が色々ありますよね
なかには泡立つのが嫌いなお子様もいるかと思います
ジェルタイプのものもありますので、どちらかお好きな方を使っていただきます🪥
フッ素入りのものがほとんどですので、歯磨きをしたらゆすぐのは少量の水で一回だけにし、お口の中にフッ素を停滞させましょう
ジェルタイプは停滞性が良いので、虫歯予防にはより効果的です☝️
又、この頃は6歳臼歯が生えてくることにより、その前にある乳歯の歯と歯の間の隙間が狭くなり、歯ブラシだけだと十分に磨けません。
デンタルフロスを併用し、歯と歯の間もお掃除してあげてください🙌
デンタルフロスは一日一回、夜の仕上げ磨きで十分です、一日の汚れをしっかり落としましょう✨
このように、歯の生え始めから生え変わりで歯磨きのケアの仕方が変わってきますので、そのときに、そのお子様に合ったケアが必要になります。
歯医者さんではその指導もさせていただけますので、定期的なメインテナンスで来院をお待ちしています☺️