歯髄温存療法とは…

歯髄温存療法とは…

歯髄温存療法とは…

皆さんこんにちは😊

初めの写真は以前、淡路島の花さじきに行った時の1枚です。

 

コロナが蔓延し、外食も外出も制限されストレスMAXになっていませんか?

そんな時、旅行が好きな私は妄想旅行をします。笑笑

次はこの場所にこの時期に行こう❤️

そしてこの宿に泊まろう😌

行きたい場所が沢山見つかり、それを楽しみに前向きに過ごすようにしています。

オススメの場所があれば是非教えてください🍀

 

今回、お話させて頂きたいのは『歯髄温存療法』という治療です。

聞き馴染みのない方も多いかと思いますが、これは歯科の治療の中でとても重要な治療です。

 

まず歯🦷はどのような成り立ちをしているか簡単にご説明します。

歯髄温存療法とは…

歯はエナメル質や象牙質、セメント質などに覆われていますが歯の中には歯髄(一般的には神経)という歯の中枢があります。

神経繊維のほかに血管やリンパ管などが通っているとても大切な部分です。

この歯髄が歯にあるかないかでその歯の寿命が左右されます。

 

歯髄(神経)を失った歯は、どのようなリスクをかかえるのでしょうか?

 

①脆くなる

歯の残っている部分が少なくなってしまう根管治療を行うと歯は、咬合力に耐えられず、根にヒビが入る歯根破折の可能性が高まります。

 

②感覚がなくなる

神経を除去すると本来あった感覚を失ってしまいます。そのため異変が生じた際にも気づかず症状は悪化してしまいやすくなります。

 

③歯根の成長を止めてしまう

歯根が未完成のうちに神経を失うと、その歯の歯根の成長が止まってしまいます。

このため特に「若年者」「大きい虫歯」が出来た場合は、適応であれば是非この治療をオススメします!

 

当院では『歯髄温存療法』を行う際に特殊なお薬(MTA)を使用し、歯髄を健康な状態で保つようにしています。

 

このような材料を使用することにより、従来の治療法よりも成功率を高めることが可能となります。

 

  • 歯髄温存療法とは…
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そして細菌を可能な限り少ない環境で行うためにラバーダムを使い、細菌感染にもしっかり配慮しています。

もちろん顕微鏡を使い、歯髄の状態を確認しながら治療を行なっています。

 

治療後には虫歯の大きさにより、細菌が入らないように精度の高い被せ物(クラウン)や詰め物(インレー)をする必要があります。

 

それぞれの歯にあった治療方法、治療の進め方があるので全ての歯が適応という事ではありません。

虫歯が大きく歯髄まで感染を起こしている場合は根管治療が必要になるので、まずはしっかりと現状を理解して頂き、治療の方針を相談させてもらえたらと思います。

 

当院では治療を開始する前にしっかりとカウンセリングの時間を設け現状をご説明しています。

 

それ以外でもご質問など、いつでもお気軽にご相談下さい😊