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精密根管治療について
こんにちは、院長の菅田です。
突然ですが、皆さんは桃はお好きですか?僕はフルーツの中で一番好きです。
和歌山のあらかわの桃は有名ですが、この時期になると直売所が出ていてほんとに甘くて美味しいです。時期によって出てる桃の種類も違うので、いろんな味が楽しめます。今年も早く買いに行きたいです。
ぜひネットで検索してください。
さて、今日は根管治療についてお話ししたいと思います。
根管治療には2種類あって、
虫歯が原因で神経を取ることを「抜髄」と言います。
抜髄した歯が感染を起こして、根の治療をやり直すことを「感染根管治療」と言います。
「抜髄」はきっちり治療を行えば成功率は90%以上というデータがあります。
一方で根の治療のやり直しである「感染根管治療」は根の状態にもよりますが、悪ければ成功率は40%程度です。
いかに「抜髄」をきっちり行い、根の治療のやり直しをしなくて良いようにするかがその歯にとっては非常に重要です。
ですが・・・残念なことに日本において年間の「感染根管治療」の数は「抜髄」の数を上回っているのが現状です。それだけ「抜髄」がうまくいっていないということです。
当院では精密根管治療を行っております。
マイクロスコープ、CTを使用して、より正確に治療を行うことが可能です。
奥歯の根の中を8倍で覗くとこんな感じです。
最近では耳鼻科からのご紹介で診察を行うことも増えてきました。
いわゆる上顎洞炎の原因が「歯」からくるようなケースです。
一般的には難しい根の治療にも対応が可能です。
治療後の上顎洞炎の広がりが縮小し、症状がなくなっています。
治療後に骨がうまく戻ってくれました。
他院では治療ができないと言われたケースにも、対応できるかもしれません。
もちろん、治療が不可能なケースもたくさんあります。
もし根の治療で気になることがありましたら一度ご相談ください。