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虫歯って必ず削るの?🦷👿
こんにちは、歯科衛生士の菅田です☺️
日ごとに寒さが増しているこの頃、体調管理はいかがでしょうか?
菅田歯科医院一同も、元気にこの冬を越したいと思っております⛄️
さて本日は、虫歯についてのお話です🦷😈
皆さんは虫歯の中には『削らない方がいい虫歯』があることをご存知でしょうか?
従来の虫歯治療といえば、『削って詰める』が当たり前のように行われてきましたが、
小さな虫歯、いわゆる初期段階の虫歯は適切なケアを続けることによって、
自然治癒または治療介入を遅らせることができる場合があります。
まず、虫歯は進行度によって分類されています。
・C0(初期う蝕)
歯の表面のエナメル質が溶け始め、白い斑点や軽度の着色がある状態。穴はあいていない。
無症状のことがほとんど。
・C1(エナメル質う蝕)
歯の表面のエナメル質に虫歯によって小さな穴があく。
痛みなどの症状はほとんどないことが多い。
・C2(象牙質う蝕)
虫歯が象牙質まで達している状態。
冷たいものや甘いものがしみる症状が出てくる。
・C3(歯髄に達しているう蝕)
歯の神経やその近くまで虫歯が進み、
冷たいものや熱いもの、甘いものなどでズキンと痛む。
・C4(歯根まで達しているう蝕)
虫歯が進行し、歯の根っこしか残っていない状態。
抜歯になるケースが多い。
この中でC0は、放っておくと虫歯に進行するリスクが高いですが、適切な予防ケアをすれば虫歯の進行を止めてそのままの状態を維持することができます。
予防ケアとして、
・歯磨きの徹底
・高濃度フッ素入り歯磨き粉の使用
・フッ素洗口
・キシリトールガムの取り入れ
・歯科医院での3ヶ月に一度の定期検診(歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングを受ける)
などがあります。
初めて歯を削ってから30年弱で、その歯は抜歯に至ることが多いとされています。
小さな虫歯(初期虫歯)を見逃さずなるべく早く発見し、穴があかないように予防を続けることで自分の歯を削らずに守ることができるのです。
当院では患者さまごとのリスク評価を行い、患者さまに合った検診をしております👩⚕️
そういえば1年以上は検診に行ってないな〜なんて方も多いのではないでしょうか。
ぜひ、皆さまのお口の健康を守るお手伝いをさせていただけたらと思います❕
スタッフ一同、お待ちしております🤗