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オーラルフレイル👴👵
こんにちは☀️
歯科衛生士の菅田です。
お盆が過ぎましたが、毎日蒸し暑い日が続いており、秋はまだ先になりそうですね🍁
みなさん熱中症などに気を付けてお過ごしください🥵
さて、最近、ご自身や身近な人でこんな事はありませんか?
食事中にむせる、お口から食べこぼす。
食欲が出ず、食べる量が減った。
固いものが噛めなくなり、やわらかいものばかり食べてしまう。
滑舌が悪くなった。舌が回らない。
お口が乾く。
もしかするとそれは、オーラルフレイルのサインかもしれません!
オーラルフレイルとは、、?
まず、フレイルとは、
健康な状態と要介護・寝たきりへ移行する中間の段階のことを指し、
高齢期において身体の機能が低下し、
身体的な問題だけではなく、精神・心理的および社会的にも支障をきたしやすい状態のことをフレイルといいます。
症状の改善をせずにそのまま放置すると、
介護が必要な状態(要介護)になる可能性が高く、
逆に早期発見をし、適切な予防・改善をしていくことで、また元の健康な状態にまで戻る事が期待できます。
では、オーラル(お口の)フレイルとは、、
口腔機能のささいな低下や衰えのことを指し、
まさに最初に書いたような、
よくむせるようになった
食べこぼすようになった
固いものが食べにくくなった
滑舌が悪くなった
お口が乾くようになった
などの症状があげられます。
オーラルフレイルの初期段階でみられやすいのは、咀嚼機能の衰えです。
咀嚼とは食べ物を噛んで、唾液と混ぜ合わせて、飲み込める状態にするまでの一連の動作をいいます。
噛む力が衰えてくると、硬いものや繊維の多いものが食べにくくなり、食べられる食品のバリエーションの減少につながります。
その他には、舌の力が弱まり動きがぎこちなくなったり、そのせいで食べ物を飲み込むのに時間がかかったり、むせやすくなったりという症状などがあります。
いつまでも笑って美味しくお食事を楽しみたい!と、誰しもが思いますよね。
ですが、このような症状によって食事が制限されてしまい、
食べたいものが食べられなくなると、
日々の楽しみが失われるだけではなく
食欲がなくなったり、外食に行く意欲が失われ、お友達や家族との旅行や、長時間の外出を控えるようになったりする方もいらっしゃいます。
これらは、QOL(生活の質)を低下させるだけでなく、ご本人に喪失感を与え気分を低下させることにもつながります。
そこで!!
大切なのは、予防する事!!
と、
ご自身やご家族によっての早期発見!!
この2つがとても大切になってきます。
元の健康な状態に戻れるか、そのまま要介護になっていってしまうか、その大切な分かれ目、それがフレイルなのです。
例えば、お食事の時にひと口30回噛むだけでも噛むパワー(咀嚼力機能)を向上させフレイルの予防・改善に繋がります。
このような、日常でできることをお伝えできますので、気になる方は一度、定期検診に来られた際にお話を聞かせてください💁♀️
オーラルフレイルの予防・改善で、健康寿命を伸ばしましょう。
私たちにもぜひお手伝いさせてください🦷✨
お待ちしております🤗