歯周病について

歯周病について

こんにちは🌞歯科衛生士の植木です

だんだんと暑くなってきましたね💦

今回は歯周病についてお話しさせていただきます。

お口の中の病気には虫歯歯周病があります。その歯周病の主な原因はバイオフィルム(歯垢)です。どんな種類の歯周病の原因となる菌がいるかで、バイオフィルム(歯垢)の病原性が変わってきます。

そこで皆さん、歯周病の原因となる菌は若いうちに感染していることを知っていましたか?

実は歯周病の原因菌は、18歳頃よりお口の中に定着を始めるのです。高校卒業前後にどこからか唾液感染して、歯茎の組織に棲みつきます。ですが、すぐに発症するわけではありません。個人それぞれの口の中の細菌の集まりは20代後半に完成すると推測されています。感染した若い頃から、歯周病の好発時期である中年期(40〜60代)まで長い年月、発症の時を待っているのです。

ではどのタイミングで発症するのか?

お口の中の細菌の集まりが完成しても、先程お話した、バイオフィルム(プラーク)の病原性、と歯茎の組織の抵抗力の間には均衡が保たれているのですが、それが中年期(40〜60台)になっていくつかの出来事によって共生関係が破綻した時に、歯周病が発症します。

ですから、歯周病の発症を防ぐために幼少期から上手な歯磨きの仕方を身につけ、感染しても発症に至らないように日々の歯磨きと、歯医者さんでの定期検診で、歯周病の原因菌を減らすためのクリーニングを受けましょう👌