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セラミック形成と精密印象
こんにちは、院長の菅田です。
ブログを開設してまだ2ヶ月ですが、
これからも少しずつ菅田歯科医院の情報をアップし、院内の雰囲気や歯科に関する情報を公開できればと思います。
さてさて、今週末はセラミックの形成、印象、接着の勉強に行ってきました。
どう削って、どう型を取って、どう付けたら綺麗でピッタリの長持ちするセラミック歯が作れるんや〜?というセミナーです。
より精密に、より審美的に。
患者さんの口元に調和した、長持ちするセラミック治療のために。
日々勉強です。
当院ではセラミックの形成(歯を削ること)は拡大鏡とマイクロスコープを用いて行い、印象(型取り)はダブルコードテクニックを使用します。
ダブルコードテクニックとは、歯と歯ぐきの境目に細い糸を入れて、削った歯をより正確に型どりする方法です。
それにより技工士さんはより精度の高いセラミック歯を作ることができます。普段一緒に仕事をさせてもらっている技工士さんはマイクロスコープを使って調整をしてくれているので、適合はバッチリです。
まずは1本細い糸を入れて、その後もう1本太めの糸を入れます。
これで歯と歯ぐきの境目をしっかり分けます。
型取りは、より精密で変形の少ないシリコン材料を使います。
出来上がった模型です。
削った歯の境目ががくっきりと出ているのが分かります。
いかがでしょうか?
セラミック治療は決して見た目がきれいになるから良い、というものではありません。
いかに生体に親和性の高い歯を入れられるか、それによりいかに自分の歯を保存することができるか。
それが一番大事です♪